不審点が無くなったので例の pwm 回路の設計用の式を解い(立て)た。 とても見難いが、

t := ln[ { (2/3)vcc - 3vbe } / { (1/3)vcc - 3vbe } ] . c . r

となる。 3vbe の項が無ければ ln(2) となり即ち [ 0.693 . c . r ]  という見慣れた式になる。 問題は見ての通り vcc 依存になってしまうこと。 まあ今回の用途なら問題になる範囲ではないが。 そんで vcc = 12v、vbe = 0.6v を入れると、

t := 1.037 . c . r

となる。 実験に使った可変抵抗 50k の中点 25kΩ + 750Ω と 0.0012 μF を使えば約 32 μs が幅だから周期にして 64 μs 。 これは管面読み 65 μs に合致する。

おー、すばらしい ♪ (


さて 25kHz に拘る必要も無さそうなんだけどあまり下げるのも気持ち悪いので 20kHz で duty : 5..95 くらいで設計することにする、と …

t =  20  25 μs 、r = 1kΩ + 20kΩ /2 、で c : 0.002191 μF

となるから 222 で誤差が少ないし手に入りやすい。 ま、良い分配で、しょ(いくつか値を試したのは内緒、笑)。

今日はそんなところで。

後記 @2017/7/30: 数字、間違えてましたので修正。